第8回 ワキのニオイ:汗ジミについて

ワキガ コラム

【ワキガ】コラム
汗ジミについて

多汗症による汗ジミ対策

ワキの下に大量の汗をかくと、衣類の黄ばみが起こります。
特に白いシャツなどは凄く目立って気になりますよね。

衣類の黄ばみは、汗や皮脂汚れが酸素と結びつき酸化することで起こります。
この頃は洗剤も進化していますので、ある程度は落ちますが、白い衣類などは一度黄ばんでしまうと洗濯してもしつこく黄ばみが残ってしまいます。

とはいえ、黄ばむのが嫌だからという理由で、汗を吸わない素材で出来た衣類を直接肌の上に着るのは、お肌のかぶれの原因にもなるので注意が必要です。
汗ジミ対策として一般的なのは、ワキ汗用パッドや様々な制汗剤ですが、これらを使用したとしても「ワキの下に大量の汗をかく」という症状自体は変わっておらず、根本的な解決にはなっていません。

こんなお悩みがある方は要注意!ひょっとしたら多汗症かも!?
・ワキの汗ジミや衣服の黄ばみが気になって人前では上着を脱げない
・周囲にワキのニオイが漂っていないか気になる
・グレーやカーキの衣服を着たいけど、汗ジミが目立ちそう…
・冬なのに空調の温度が高くてワキ汗が出ていることが多い

"汗 "は体温調節の役割を持っているため、ある程度はかくものですが、あきらかに周りの人より大量の汗をかいている、汗をかきすぎて生活に支障が出ている、などの場合は「多汗症」の傾向があるかもしれませんので、一度当院にてカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

多汗症の治療

治療方法で、一番手軽なのはボツリヌストキシン注射です。
ボツリヌストキシンはタンパク質の一種で、ボツリヌス菌という毒素が産生した毒素を精製した製剤です。
これをワキの下に皮内注射することで、汗を分泌するエクリン汗腺の活動を抑制し多汗症の症状を抑えます。
※皮下注射ではなく、皮内注射でないと効果が見込めません。

ボツリヌストキシン注射のメリット
・注射なので、お手軽・短時間で治療できます。
・施術後3日~1週間で実感できます。
・効果の持続は、ひと夏安心の4~6ヶ月

※ワキの下の注射はそのまま注射すると結構痛いです。
当院では、施術中の痛みを最小限にするため、クリーム麻酔をした上で笑気麻酔をサービスしています。

汗を抑える治療は、他にも塗り薬や機器治療などがありますが、当院ではしっかりと効果が出る、ボツリヌストキシン注射をおすすめしています。

汗だけでなくニオイも気になるという方は、ラヴィリン フォーアンダーアームという特殊除菌クリームをご購入いただくこともできます。
1週間に1回のご使用で、細菌や雑菌の増殖を抑えます。

半年に一度のボツリヌストキシン注射と1週間に一度のクリームを併用することで、より高い効果を実感できます。
ご興味のある方は、こちらもぜひお試しください。

気温が上がって汗をかく以外でも、緊張感やストレスなどから大量の汗をかいてしまうこともあります。
"汗 "のかきすぎでお困りの方は当院にご相談ください。

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