第2回 ワキのニオイ:男女の違い

ワキガ コラム

【ワキガ】コラム
ワキのニオイ:男女の違い

ワキの臭い(腋臭)タイプは、男性化粧品メーカー「マンダム」から発表された分類がよく知られており、テレビの健康情報番組で紹介されたこともあります。 7タイプに分類されています。

男女の割合

日本人男性ではM型43%・A型17%・C型17%の割合となっていて、この3型で約8割を占めています。
一方、日本人女性ではM型55%・A型5%・C型7%の割合となっていて、M型が男性よりも多く、半数以上の女性がM型の腋臭をしています。また、A型は男性の1/3以下と少なくなっています。

腋臭の強度に関しては、一般に女性は男性よりも低くなっています。

臭いタイプと年代と強度との関係

男性は10~20歳代で腋臭の強度の高いC型とA型の存在率が高く、腋臭がもっとも強い年代となっています。
30歳代以降ではC型とA型が減少する傾向があり、それに伴ってM型が増加する結果となって腋臭の強度は低くなります
なお、C型の男性はどの年代でも他のタイプに比べて腋臭が強くなっています。

女性では年代による腋臭の強度の変化はないそうです。

強い腋臭ワキガ(腋臭症)と言われ、学校生活や社会生活に支障を及ぼすことがあるため、手術を必要とします。

若い男性のC型のワキガ手術では、はじめ強烈な臭いの刺激で目がチカチカすることもありますが、原因であるアポクリン汗腺を除去するにつれて臭いが激減していくのがわかります。

女性のワキガではM型の方が多いです。

腋臭の強度が男性よりも一般に低い女性の集団(学校や会社など)の中で、自分だけワキガだったら、その臭いが際立ってしまって大きな悩みになるでしょう。

そんな悩みも手術によって臭いとともに消すことができるのです。

不安を感じた場合、クリニックに相談することで悩みの解消に繋がると思います。

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